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 こちらは理系イラストレーターのタテノカズヒロの
 数学マンガブログです。書籍化決定! 目指せドラマ化(炎)(メインのHPはコチラ
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2016年4月27日

ためし読みと電子書籍版発売! - 数学と文系ちゃん


『数学と文系ちゃん~役に立つ数学のススメ~』電子書籍版が発売になりましたー。
 紙の本より少し安いですよ。


【ためし読み】
http://sokuyomi.jp/external/viewer2/?id=CO_suugakutob_001_0001-0

少年画報社の電子書籍
http://shonengahosha.net/works/suugakutob_001.html

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楽天 kobo
http://books.rakuten.co.jp/rk/a80df69e90d6372a9b9782a7bf86a354/

アニメイト
http://bit.ly/1ryu4Fp


2016年4月16日

すごいことになってる。


いよいよ来週の月曜(2016-04-18)に『数学と文系ちゃん~役に立つ数学のススメ~』が発売されます。

...と、同時になんと書泉グランデさんに「マンガで読む数学書フェア」を開催していただきます!



複製原画展なるものをやっていただける日がくるなんて。
さらに、グランデさんで買っていただくと「特典ペーパー」がついてきます。そんな企画も...!ありがとうございます。。



2016年4月 2日

もっとカンタンです。マンガです。


数学本2冊目が出ます。
ヤングキングで連載していた『数学と文系ちゃん~役に立つ数学のススメ~』第1話~第8話に、
描き下ろしとして4話分とコラムページを24ページ分(合計56ページ)を追加しての出版です。

『コサインなんて人生に関係ないと思った人のための数学のはなし』も
「数学得意な人立ち入り禁止」と銘打って、数学が苦手な人に読んでもらえるような内容を目指して
書きましたが、もっとカンタンです。
『数学と文系ちゃん』はもっとカンタンです!
『コサインなんて人生に関係ないと思った人のための数学のはなし』はマンガも載っている、でもほとんど文章の「新書」でしたが、
『数学と文系ちゃん』はヤングキングから連載してた「マンガ」です。
ヤンキーマンガやバイオレンス・アクションマンガが並び立つ中、ちょっと浮いた存在になりながらも
ヤングキング読者さんに読んでもらおうと描いたマンガです。



よろしくお願い致します!

2015年4月27日

『数学と文系ちゃん~役に立つ数学のススメ~』スタート


 本日2015年04月27日(月)発売のヤングキング10号にて『数学と文系ちゃん~役に立つ数学のススメ~』第1話が掲載されます!
 第1話タイトルは「決戦は金曜日 - じゃんけん必勝法」

『ヤングキング』
http://www.shonengahosha.jp/youngking/

『コサインなんて人生に関係ないと思った人のための数学のはなし』発売から一年弱、今度は青年漫画誌『ヤングキング』で数学マンガを描いていけることになりました。

『コサインなんて~』も「数学得意な人立ち入り禁止」と銘打ってカンタンな内容を目指しましたが、『数学と文系ちゃん』はさらに、さらにカンタンで、大変読みやすくなってます。

ドラマ化、アニメ化、学校の授業に進出、図書館に進出、海外に進出。。。。いや、まずは単行本化を実現するためにも、えー、ヤングキング買っていただいた方は、もしよろしければ、プレゼント企画がありますので、アンケートに答えてもらって応募していただけるとうれしいです(インターネットでも応募できるようです)。
 手にしてもらえればわかりますが、アウトローの匂いがするカッコイイマンガが並ぶ中、正直浮いている『数学と文系ちゃん』をよろしくお願いいたします。


2014年5月27日

本になります!2014年6月10日発売!


2015-03-25(日)追記
 3刷決定しました!

2014-09-28(日)追記
 9月24日発売『anan』(no.1923)で『コサインなんて人生に関係ないと思った人のための数学のはなし』(Amazonページ)のご紹介していただきました。

 

 ↓
 そして、本日の「Kindleセレクト25」に選ばれました。
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2014-07-09(水)追記
 明日10日(木)発売『Hanako』(no.1068)で『コサインなんて人生に関係ないと思った人のための数学のはなし』(Amazonページ)の著者インタビュー記事を書いていただきました。
 どんな顔をしていいか全くわからず、完全にひきつっている写真が載っていますので、それ以外を是非ご覧ください。
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2014-07-01(火)追記
 ダ・ヴィンチNESWさんに『コサインなんて人生に関係ないと思った人のための数学のはなし』(Amazonページ)を取り上げていただきました。

・人間はなぜ、バラで愛の気持ちを伝えるのか?世界を知るための数学
http://ddnavi.com/news/198959/
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2014-06-18(水)追記
『コサインなんて人生に関係ないと思った人のための数学のはなし』(Amazonページ)の重版が決定しました!
 お買い上げいただいた皆様ありがとうございます!
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2014-06-11(水)追記
 6月10日に発売されました『コサインなんて人生に関係ないと思った人のための数学のはなし』(Amazonページ)が、おかげさまでAmazon数学カテゴリーで1位になりました!わー!



 なんともありがたいことに、ただいま書泉グランデさん1階にて「今からでも間に合う数学を好きになるフェア」を開催していただいてます。ありがとうございます!
 昨日色紙をお渡しして、掲示していただいているはずですので、お立ち寄りの際は是非覗いてみて下さい。
 恥ずかしながらサイン本も幾つか作ってきましたので、もし......よければ......はい、手に取ってもられば幸いです。



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 数学マンガブログ『コサインなんて人生に必要ないって思った人のための数学のはなし』は、この度本になります!
 少しだけ改題して、『コサインなんて人生に関係ないと思った人のための数学のはなし』となって、中央公論新社より2014年6月10日に発売されます!9日にはフラゲもできるかも!
 新書です!中公新書ラクレです。
 新書コーナーか、数学本コーナーに並べられると思います。
 まさかはじめて出す本が新書だとは。

 本が発売されても、このブログは引き続き公開します。
 ただ!
 本はブログと違い──

 1.「最終話 不思議ちゃんは都合のいい女 - 虚数」と「エピローグ 数学は美しければいいのだ」を描き下ろし。
 2.新規イラストも多数描き下ろし。
 3.編集さん、校閲さんのチェックにより、誤字脱字、修正多数(ホントめっちゃあった)。整えられ、ブログとは全く別物となっております。
 4.加藤文元先生(熊本大学大学院教授)に監修をしていただきました。その監修結果はブログには反映させておりません。


 何卒よろしくお願いいたします!!!



【Amazon】
マンガ - コサインなんて人生に関係ないと思った人のための数学のはなし
【楽天ブックス】
マンガ - コサインなんて人生に関係ないと思った人のための数学のはなし

 Amazon・楽天もいいけど、出版業界・本屋さんを盛り上げるためには、本屋で買えるならそちらのほうがありがたいです。


2013年11月22日

第29話 神様のコインロッカー - ゲーデルの不完全性定理


 もし、半生を費やすほどの多大なる労力を掛けて挑んだものが、そもそも意味がないことだったら。

 金メダルを目指した少年は、青春のすべてを競技に費やし、1年365日朝から晩まで練習をして、ついにオリンピック出場を果たす。
 死闘を繰り広げた試合が終了した時、審判はこう言いました。
「勝敗は不明。判定は次回のオリンピックへ持ち越し」
 心が折れそうになったが、再び4年間の過酷な練習。
 そしてふたたびのオリンピック。今度こそ金メダルを獲得できるかと思った瞬間、また、
「勝敗は不明。判定は次回のオリンピックへ持ち越し」
 ──実は、そもそもこの競技は誰も金メダルを決して獲得することができないのだが、そのこと自体世界中の誰にもわからないので、選手たちは挑戦し続けてしまう。

 こんなこと、実際はありません。
 しかし、スポーツ選手にはなくても、数学者にはこのような悪夢があります──「ゲーデルの不完全性定理」、この定理をご存じでしょうか。
 この難問についてわたくしのような素人が文章を書くのは大変力不足で恐縮ですが、当初からテーマに取り上げたかった。
 ゲーデルが1931年にこの定理を証明したとき、数学者はもちろん哲学者たちも大いなる衝撃を受けました。
 
 ゲーデルの不完全性定理とは一体どういう定理なのか。


(記事後半につづく...)

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ゲーデルの不完全性定理_01

ゲーデルの不完全性定理_02
(※ クリックで画像拡大します。)

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2013年10月21日

第28話 もしも三角形の内角の和が180°ではない世界だったら - 美しき永遠の真理


 地球人の自然科学の常識からできるだけかけ離れたありえない宇宙人を考えるゲーム──「ありえない宇宙人ゲーム」
 2012年に公開された『TIME タイム』という映画があります。──科学技術の進歩により、人類は25歳以上は歳を取らないでいられることが可能になった。人口過剰を防ぐため、「時間」が通貨となり、様々な料金は「時間」で支払われるが、その手持ちの「時間」がゼロになる時、それは死を意味する。──という設定ですが、宇宙には既にそれぐらい科学技術が進んだ文明があるかもしれない。
 ハリーポッター的な魔法を使える宇宙人がいるかもしれない。
 宇宙人はすでに我々の身近に潜んでいるのだ!という説も時々耳にするけど、たしかに現代の自然科学のレベルを超越したような存在ならば、今地球上に存在していても気づくことすらできないかもしれない。

 今立っている場所の常識からできるだけできるだけ離れた世界を発想するのってむずかしいですよね。そんなアイデアをポンポン生むことができるのなら映画監督になれるでしょう。
 でも、究極の「ありえない」を提示するのは全くカンタンです。たとえば、それは...

(記事後半につづく...)

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美しき永遠の真理

美しき永遠の真理
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2013年9月14日

第27話 幽霊を信じたほうがいいかどうかを数学的に決断してみました - パスカルの賭け


「かみさまっているの?」──たとえば小さい子どもにこう聞かれたら、どう答えますか?
 答え方はさまざまあると思いますが、科学的に証拠をババーンと見せて「ホラ、こんなふうにね、かみさまはいるんだよ」と説明することはできません。
 じゃあ、神様はいない!信じる必要もねえ!──という意見は、個人的に持つのは自由だとしても、地球上のほとんどの人々ががなんらか神を信じるこの世界では、なかなか受け入れられるのがむずかしい意見です。(結婚式を挙げる時だけ瞬間的にキリスト教徒になったり、わけもわからずにパワースポットに群がったり、最期はお坊さんにお世話になり...こんなに宗教が超ご都合主義なのって日本だけですよね(笑))
 しかし、現代ではさまざまな決断が科学的な実証をもって判断されます。科学の力を強く信頼したなら、神への信心が揺れ動くかもしれない。そんな時、人はどうすればいいのか?
 この問題を数学的に解決した人物がいます。大法則「パスカルの定理」を発見し、「人間は考える葦である」という有名な言葉を残したブレーズ・パスカル(1632-1662)です。

 幼い頃からクリスチャンの家庭で育ったパスカルは、当然の流れとして教会へ通い敬虔な生活を送っていましたが、その天才的頭脳に科学知識がインプットされるにつれて懐疑的になっていきます。
「...か、神が存在する証拠がどこにもない」
 パスカルは悩みました。ほんとうに神様はいるのだろうか。証拠のないものを信じることはできない"科学者"としての心と、今まで敬虔に祈りを捧げてきたからこそ困難を乗り越え豊かに暮らしてこられたのだという"キリスト教徒"としての心──その狭間で苦しみました。このまま、神を信じて生きていけばいいのだろうか。それとも、そんな必要はないのだろうか。
 パスカルはこの大問題を解決するために、「確率論」を用いました(あ、ちなみに「確率論」を生み出したのもパスカルです)。「確率論」というとむずかしそうですが、いわば「丁か半かどっちに賭けたらいいかな~」というような場面で確率計算をして決断するかのように、「神様を信じたほうがいいのか、信じないほうがいいのかどっちかな~」という問題をギャンブルにしちゃって、その答えを数学的に求めようとしたのです。これが「パスカルの賭け」と呼ばれている論議です。

(記事後半につづく...)

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パスカルの賭け_01

パスカルの賭け_02
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2013年9月 1日

第26話 素数とは芸能界の椅子である - 素数


「素数ってなに?」と訊かれたら、なんて答えます??

 『コンタクト』という映画をご存じでしょうか?天文学者エリナー・アロウェイ博士(ジョディ・フォスター)が、ある日念願の地球外知的生命体からの"コンタクト"と思われる電波信号をキャッチし、その通信の中には「転送装置」の設計図の情報も含まれていた......というストーリーなのですが、その超大型電波望遠鏡でキャッチした電波信号は「ヴォン、ヴォン」という音を発しており、アロウェイ博士はその音があるリズムを刻んでいることに気付きます。
 まず「ヴォン、ヴォン」と2回、一旦途切れて、次は「ヴォン、ヴォン、ヴォン」と3回。また途切れて、次は「ヴォン、ヴォン、ヴォンヴォン、ヴォン」と5回......このあと7回、11回、13回...と区切られる電波信号のルールに、「素数じゃない?」とアロウェイ博士はあっさりと気付きます。
 このあと映画では、エラそうな政府関係者が、高度な持った文明からの信号が、なぜ中3でも理解できるような「素数」という単純な数字で送られてくるのだとイチャモンをつけてきます。なんで英語で送ってこないのかと。それに対してアロウェイ博士はこう答えます──「英語圏は地球の3割程度ですが"数"は宇宙共通語です。素数なのも意味がある。素数はその数か1でしか割り切れない。我々の注意を引くためわざとそのように。」
 (あ、関係ないですが、後半日本が舞台になる場面があり、アロウェイ博士が転送装置に乗り込む前の控え室の間違えたニホン感と、博士がなぜか今から切腹しまっせというような白装束を着ている様がひとつの見所です。)

 もし宇宙人がいても、その言語はまったく異なる可能性があるでしょう。それどころか、言葉を発することによる伝達ですらなく、テレパシーのようなものによって意思疎通を図るのかもしれない。言語以外のすべての文化等々、地球人と共通認識を持てるものは無く、なにもかも違うかもしれない。
 ただ、全宇宙で共通なのが"数"であり、"数学"です。表す記号は違うかもしれないけど、宇宙のどこでも1は1です。木星だろうが、こと座のヴェガだろうが、100億光年向こうの宇宙だろうが、「三角形の内角の和は180度」です。これは数学の大きな大きな魅力の一つです。

 そんな宇宙共通の"数"の素になっているのが、字のごとく"素"数です。
「素数ってなに?」と訊かれたら、みなさんは何を答えようとしますか?まずは定義を思い出そうとするんじゃないでしょうか?
 素数の定義は「1とそれ以外に約数をもたないもの」ですが、そんな定義だとか約数だとかより、どうせなら素数に対してもっと違う印象を──素数の魅力に近づける印象を持ってもらいたい。

(記事後半につづく...)

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素数_01

素数_02
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2013年8月16日

第25話 ヒルベルトホテルでは自然数と偶数は同じ個数 - 無限


 『スーパーマリオブラザーズ』(1985)には「無限増殖」という技があります。無限という言葉自体は、こんな風にゲームの裏技の名前に使ってみたり、対数、因数分解、素数、複素数...などの数学用語に比べて、わたしたちの日常生活においても馴染みのあるものです。
 しかし、数学において無限を考えることは、対数や因数分解よりずっとずっと難しい。特殊な領域と言ってもいい。

「無限増殖」は、階段を降りてくるノコノコをタイミング良く踏みつければ、甲羅を叩き続けることができ、連続1UPが可能になる裏技ですが、実際は最大で127機で、それどころか、それを越えてしまうとゲームオーバーになっちゃいます。正しく言うなら、大量増殖です。もし、任天堂の心意気で、無限1UPができるようにソフトが改良されたとしても、それをプレイする人間の寿命に限りがあります。ならば、人間の代わりに、専用ロボットを作ってプレイさせたとしても、いつかは故障するでしょう。そのロボットより先に、ファミコンが壊れるでしょう。壊れないロボットとファミコンを作っても、エネルギーがいつか枯れるでしょう。永久エネルギーを発見しても、いつか地球が死ぬ日がやってくるでしょう。
 ことごとく有限です。わたしたちの住んでいるこの世界はことごとく有限です。無限という言葉には馴染んでいても、有限なわたしたちが厳密に無限の世界を理解するのは難しいんです。

 この本の全30話のそれぞれのテーマのほとんどが、それ一つだけで一冊の本にできるようなものばかりで、無限についても本当は数ページで書けるような代物ではありません。ざっくりとご紹介も難しい次第なので、漫才師の「名前だけでも覚えてください」じゃないですが、無限の世界の入り口あたりで出くわす「ショックなこと」を一つだけご紹介して、それで数学的無限の世界を少し覗いてもらって、無限に興味を持ってもらえればと思います。

(記事後半につづく...)

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ヒルベルトホテル_01

ヒルベルトホテル_02
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